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宇多田ヒカルの最高傑作はColorsであると思っていたんですが、この曲も捨て難いものがあるのです。
なにしろ彼女の場合、母親である藤圭子さん譲りのものだと思われるハスキー気味な声が良い。
でもって、声の伸ばしかただとか微妙に癖のある自分独自の歌いかたを身につけちゃっているんですな。
…とまあ絶賛する反面、がっかりさせられる歌いかたをしてくれることもあるんだな(にがわら)。
私の中で神認定wしているギタリストやらミュージシャンは多数いますけど、ほぼ全員にがっかりさせられることがあるから仕方ないとも思うんだけど。
私にとって歌詞はそれほど重要ではなかったりします…が、この曲の発売当時のインタヴューで気になる発言がありました。
「最初の三行で自分の言いたかったことが言い切れちゃった。私には珍しく、いきなり冒頭から書けたんだよね。言いたいことが最初の三行で言えちゃったことで、逆に言葉のいらない部分も見えたんだ」
で、最初の三行の歌詞は?というと…
母さんどうして
育てたものまで
自分で壊さなきゃならない日が来るの?
邪推かもですが、これって藤圭子さん…つまり自分の母親に宛てたものなのだろうか?
なにかと露出度の高い父親に比べると、今まで母親がインタヴューやら記者会見に出てくることって皆無ですよねぇ…そーいった部分から察するとなかなか切ないものがあります。
あくまでも邪推ですが。( ̄▽ ̄;)
…と思ってちょいと調べてみたらWikipediaにも同じような解釈をしている人がいた。
解釈とは十人十色でしてこんな解釈もあるんですな。
このプロモーション・ビデオが今イチ難解なんですよね。
いまだに登場人物の関係、歌詞とストーリーのバラつき具合などが理解出来ない私。( ̄▽ ̄;)
宇多田の旦那様であった紀里谷和明氏が手がけたものだそうですが、もーちょっと自分のカミさんを奇麗に撮れなかったものだろうか?と小一時間(ry
紀里谷さんって緻密で奇麗な映像の表現力(テクニック)は持っているのかもしれないけれど、全体をまとめる力…つまり監督という能力はまだまだなんじゃあるまいか?
いつか結ばれるより
今夜一時間会いたい
この歌詞に共感を覚える女性の方が多いみたいです。
ええ、なかなか乙女チックな心情が表現されているかしですね。
ただ、私としては宇多田ヒカルってもーちょっと冷めた目線での歌詞を書く人だと思っていたので意外でした。
長々と講釈を垂れてしまいましたが、気に入ってる曲だってことですよ。
おぉ、一行で済むことじゃないか!www
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